芝生時代 ＜物置から＞

(minolta SR-3 / ROKKOR TC 135mm f4.0 / FUJIFILM NEOPAN400 / EPSON GT-X970)

ネガシートには「1985.05.04」の日付がある。
38年前の平和公園、フラワーフェスティバルの時のものである。
いくらお祭り時とは言え、今、フラワーフェスティバル期間中に公園内にテキ屋が並ぶ
ことなど無いだろう。
そして、やたらと多いハト。
昔は公園内の売店でハトのエサを売っていた。
これも今では糞害などの問題からありえない。
皆、思い思いに芝生の上でくつろいでいるが、今は芝生は8月6日以外は養生で立入禁止
である。
フラワーフェスティバルだからではない。私が幼児の頃の写真を見ても平和公園の芝生
の上で撮られた写真が幾つかある。きっと日常的に皆、芝生の上に居たのであろう。

その幼児期の光景を収めたのもこの「minolta SR-3」である。
父親の持っていたレンズは、55mm、28mmとこの135mmである。
この135mmは、ROKKOR TCとあるようにTは3群、Cは3枚のレンズ構成を示している。
望遠レンズとしては最もシンプルなトリプレットタイプである。
そして、自動絞りではなくプリセット絞りのレンズであった。
レリーズ前に設定絞りまで手動で絞り込む必要がある。
そんなことはめんどくさい、と、いつも開放で使っていたような気がする。

そんな昔のゴールデンウィークの光景。

タグ：写真 minolta SR-3 ROKKOR TC 135/4.0